音の伝わりを防ぐことを遮音という。
音は空気をかいして伝わるものと、物体を伝わっていくものがある。音の浸入を断ち切ろうとする防音とは、若干ニュワンスが違って、遮音は伝わっていく音を遮ろうとするものである。最近では、防音サッシや遮音シートなどが普及してきた。
音を発する部屋と隣室で測定して、音の大きさの差によって決まるのはD値であり、D値は2室間の空気遮断性能をあらわす。
D-65と数字が大きくなるほど聞こえなくなり、D-15と小さいほど良く聞こえてうるさい。
床を通しての音の浸入は、重量床衝撃音(足音等)と軽量床衝撃音(物の落下音等)があり、L値(床衝撃音レベル)は上階で発生した音が、下階で聞こえる音の大きさをしめし、値が大きい方が性能が悪い。
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