匠 総合事務所提供
散りの深さを一定にするために、壁を塗るのに先立って左官職人が打つ墨のこと。
散り墨には、紅柄をいれた朱壺が使われる。なお、左官用の墨壺は、柱と壁の隅に糸を届かせるために、下の写真のように壷口の部分が尖っている。
散り杓りがなされていれば、散り杓りが定規になるので散り墨は打たない。
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