匠 総合事務所提供
柱と散り際が透かないように、柱に掘っておく幅10ミリ、深さ5ミリ程度の細い溝。左官屋はこの溝の中まで壁材を塗り込むので、散り際がすくことが少ない。
木材などが完全に乾燥しており、左官仕事にも乾燥期間を充分に取れれば、散り杓りは不要である。
散り杓りをとることは、一種の逃げ仕事である。
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