建築用語集       

匠 総合事務所提供

行灯部屋
(あんどんべや)


 窓のまったくない部屋のこと。

 無窓の部屋を居室にすることは、建築基準法では禁止されている。しかし、納戸や物置であれば、無窓の部屋も可能である。また、隣室と襖などの引き戸で仕切られていれば、隣室と2室で1室 と見なされて、隣室に2部屋分の充分な開口部があれば建築が可能である。

 納戸や物置の広さは上限が法定されていないため、広い納戸を計画したりする。しかし、完成後に居室に転用される恐れがあるので、納戸をどの程度の広さまで認めるか、建築確認をとる時に建築主事と争いになることがある。

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