① 合わせるとは揃えるとか、調子を整えるという意味から転じて、仕上げという意味にも使われている。
合せ鉋といえば、仕上げに使う鉋のことで、荒仕子(あらしこ)(鉋)、中仕子(鉋)ときて、仕上げには合せ鉋(=上仕子鉋)を使う。
荒仕子鉋→合せ鉋になるに従って、材に付く鉋の面が平らになっていく。いずれの鉋も鉋自体が違うわけではなく、刃の出し方や台の仕立て方が違うだけである。
また、砥石も荒砥、中砥、ときて仕上げ砥というよりも、合せ砥という。
② 裏金のついた鉋のことをいうこともある。
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