大工、左官、それに鳶をくわえた3種類の職人を、三職と呼び、住宅建築において中心になる職人と考えていた。しかし、最近では左官の仕事が減って、この呼び方は消滅しつつある。
建築の進め方は現在では請負が多くなったが、かつては旦那(=建築主)から材料を支給されたり、出来高払いで受注することもあった。その場合、大工の親方が棟梁となり現場を仕切った。
現在の請負の場合には、大工棟梁が仕切るのではなく、請負った会社の社長が全責任を負うことになる。
野丁場の工事現場においては、鳶(職)、型枠大工、鉄筋工を三役と呼ぶ。
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