建築用語集       

匠 総合事務所提供

型枠大工
(かたわくだいく)


 鉄筋コンクリート造型枠を加工し、施工する職人のこと。

 一般に大工といった場合は、木造軸組工法を施工する家大工(やだいく)を指すが、型枠加工を専門にする職人を型枠大工と呼んで区別している。

 コンクリートを相手にするので、家大工からは荒っぽい作業だと思われている。同じように丸鋸玄翁をつかうが、家大工と型枠大工とはまったく別の職種である。野丁場大工ともいう。

 丸鋸をつかってコンパネを切断して、建て込みからばらし①までを行う。家大工が個人技なのに対して、型枠大工は大勢でする協働作業である。

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