建築用語集       

匠 総合事務所提供

丸鋸
(まるのこ)


 電動の回転式鋸(のこぎり)。  

 現代の建築現場で、インパクト ドライバーとならんで、もっとも使用頻度が高く、もっとも重要な道具である。  

 と同時に、丸鋸はもっとも危険な道具である。丸鋸が切り進むうちに、刃が材料に食われてケッチン(=キックバックともいう)をおこし、逆戻りをすることがある。これによって多くの大工が怪我を負っている。

 縦横兼用の刃をつけ、刃の直径が165ミリと190ミリのものが、多く使われている。細かい鋸屑が拡散するので、室内での使用には防塵対策が必要である。  

 丸鋸を固定して盤上に下ろすようにした押し切りも広く使われている。

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