建築用語集       

匠 総合事務所提供

ラミナ


 ある物を構成する層状の最小単位を、ラミナネーション(lamination)とよび、ラミナと略称している。建築界では集成材をつくっている層をラミナという。

 原木を製材して寸法をそろえ、乾燥させたうえ、接着して集成材とする。として使われることが多いので、ラミナビームともよぶ。

 最近では柱の見えない大壁の建築が多くなったので、無垢の柱や梁を使うことは少なくなっている。また、集成材は狂いが少ないので、プレカットに使うには最適である。  

 新築時の構造耐力は無垢の材料以上だと思われるが、接着剤はいまだ長い年月を経験していないので、はたして寿命がどの程度かは未知数である。

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