建築用語集       

匠 総合事務所提供

矢筈(切り)
(やはず:ぎり)


 矢の末端の弦をかける部分を矢筈というので、先が二股になった状態を矢筈という。  

 下の写真のような床の間に掛け軸を吊す道具を矢筈という。  

 そこから矢筈切りとは、先を二股に切ることとなり、遣り方杭①頭などを鶍①(イスカ)に切ることを、矢筈切りとか矢筈に切るという。 

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