匠 総合事務所提供
基準となるところから飛び出すことを持ち出しという。
たとえば、柱の真上ではなく、すこしズレた位置で材料を繋ぐ継ぎ手を、持ち出し継ぎと呼ぶ。
持ち出し継ぎでは下になるほうを女木といい、上になるほうを男木と呼ぶ。ただし、この継手は、継ぐ場所を言っているに過ぎず、継ぎ手の種類まで特定しているわけではない。
下の写真では、柱の左側に持ち出して、背(成)の低い胴差をのせて継いでいる。
参考:腰掛け②、鎌継ぎ
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