① 仕上がった部分や工事範囲外を、傷つけたり汚したりしないように保護することを養生という。養生をきちんと丁寧にするか否かが、上手い請負者かどうかの分かれ目である。(上手い大工か否かではない)
仮設工事のなかに、養生費として計上されることが多い。室内の養生に使うシートは、幅1メートルの50メートルで、1巻きが¥1、000-くらい。出隅にはベニヤなどで山形の養生材を作ったほうが良い。
新築工事でも養生は大切だが、住みながら行うリフォーム工事では、特に入念な養生が必要になる。養生の失敗でクレームになることも多い。
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② コンクリートの設計強度を確保するため、適正な温度や水分を保持すること。とりわけ夏期の暑中コンクリートや、寒い時期の寒中コンクリートの養生は大切である。
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③ 未使用の資材などが雨風にさらされて痛まないように、シートなどで適切な措置をとること。下の写真のようにブルーシートで覆うことも養生の一種である。
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