防水工事を行ったあとで、水が漏らないかどうか確かめるために、防水施工した高さまで、24時間にわたって実際に水をためて行う試験。
屋上階はもちろん、現場施工の浴室で階下が部屋だったりすると、絶対に水漏れは許されないため、慎重を期して水張り試験を行う。
FRP防水やシート防水でも水張り試験はおこなうが、アスファルト防水の場合には、タイルなどを貼って仕上げる前に、かならず水張り試験を行う。
住宅ではユニットバスとなったので、浴室からの漏水は少なくなった。そのため、水張り試験を行うことはなくなった。ただし、排水管からの漏水は水張り試験ではわからない。
古い建物の漏水を確かめるために、色水を使って水張り試験を行うこともある。
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水を張って試験中

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