古くから墓石などとして使われてきた花崗岩で、全国で採掘されている。
兵庫県の御影町で採れる石が名前のおこりだが、関東では茨城県の稲田(石)や真壁(石)も有名である。
最近では建築に使用する例も多く、外装用の石材や床材として広く使われている。小叩き、ビシャン(仕上げ)、バーナー仕上げ、ハツリ仕上げ③、水磨き、本磨きと仕上げの種類も多い。
マグマが地中で冷え固まって出来た岩石で、白、赤、茶、緑、黒など多くの色彩がある。均質で強度が高く、磨くとぴかぴかに光り、大材が得られる。タイル状の定尺の既製品もあるが、寸法を指定して石屋さんに注文することもできる。
今では海外からの輸入材がほとんどで、アフリカ産・インド産や中国産の花崗岩が使われている。
広告
広告