災害を未然に防ぐことだが、建築では火災と地震対策であろうか。
火災に関しては、煙感知器や熱感知器を設置して、火災の早期発見や、非常ベル(警報)によって火災発生の周知などをはかる。非常照明や避難(階段)によって安全に逃げる。
上記の設備を整えることが防災と考えられているが、設計上でもっとも考慮すべきことは、単純な避難の動線を作ることである。そのためには、平面計画に傾注すべきである。
特別に避難のための動線を作るのではなく、日常に使っている動線を避難用とするのが良い。
避難訓練を励行することが、被害を最小にとどめる最も有効な方法である。
広告
広告