建築用語集       

匠 総合事務所提供

防災
(ぼうさい)


 災害を未然に防ぐことだが、建築では火災と地震対策であろうか。

 火災に関しては、煙感知器熱感知器を設置して、火災の早期発見や、非常ベル(警報)によって火災発生の周知などをはかる。非常照明避難(階段)によって安全に逃げる。

 上記の設備を整えることが防災と考えられているが、設計上でもっとも考慮すべきことは、単純な避難の動線を作ることである。そのためには、平面計画に傾注すべきである。

 特別に避難のための動線を作るのではなく、日常に使っている動線を避難用とするのが良い。  

 避難訓練を励行することが、被害を最小にとどめる最も有効な方法である。

広告

広告