建築用語集       

匠 総合事務所提供

非常ベル
(ひじょうべる)


 火災などを発見した人が、火災の発生を知らせるために押す警報器。非常警報器設備ともいう。  

 収容人員50人以上、または地階及び無窓階の収容人員の合計20人以上の建物に、消防法によって設置が義務付けられている。防災設備屋さんによって施工される。

 確認申請をだす時の消防同意で、非常ベルの設置が確認される。起動装置、音響装置(サイレンを除く)、表示灯、電源及び配線により構成されている。

 音響装置までの水平距離が、各階で25メートル以下となるように設けることとされている。火災がなく誤報と確認した時には、火災復旧スイッチを<復旧>にすると、警報が鳴り止む。非常ベルは誤報が多い。

広告

広告