建築用語集       

匠 総合事務所提供

無窓
(むそう)


 行灯部屋、つまり窓のない部屋のこと。  

 トイレや浴室をはじめ部屋には窓をつけるのを原則とするが、間取りの関係でどうしても窓がとれないことがある。無窓の部屋は、納戸のように常時人がいない部屋とする。

 居室とするためには、建築基準法上有効な採光を確保しなければならない。無窓で許されるのは、3~4.5畳程度であろうか。  

 建築基準法上の無窓の規定は、隣地境界線に近すぎると窓とは認められない。そのため、窓があっても採光上で有効とはみなされず、無窓の部屋となり居室にすることができない。

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