建物のなかで人間の行動する経路を考えたもの。
人間の歩きまわる道筋を、合理化しようとする発想から生まれた。とくに住宅での人の動きを想定し、動きが交錯しないように、配置図などに反映させようとする発想。
利用者の行動パターンを予測し、より明快に、また移動距離が長くなりすぎないように設計するので、動線計画などともいう。たとえば、厨房にあっては冷蔵庫、 調理台、流し台、ガス台、配膳台と並べることによって、手順良く調理ができることになる。
しかし、動線に拘りすぎると、自由な間取りができなくなる恐れもある。
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