① 複雑で大型の小屋組みや骨組みを、地上の平らな所で仮に組み立てること。
建て方後に、複雑な小屋組に手を入れることは、足場の問題などがあって能率が悪い。そのため、軒桁から上だけを仮組み=地組して、破風(不)板などを取 りつける。そして、一度解体して、上棟(式)のときに小屋部分も建てあげていく。木造の社寺建築などではしばしば用いられている。
② 鉄骨工事などでそのまま運搬できない部材を分割、搬入し、現場の地上で組み立てること。丘組(おかぐみ)ともいう。
納めるべき現場ではなしに、地面の上で組み立てることを地組と言い、地面の上の床組のことではない。
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