骨格や骨組みから転じて、建物の構造的な躯体のことをいう。
鉄筋コンクリート造の建物について言うことが多く、内部の仕上げや設備をすべて撤去して、床・天井スラブや壁のコンクリートを剥き出しにした、下の写真のような状態のこと。
マンションなどの共同住宅の場合、コンクリート躯体の耐用年数は60年以上あるが、内装や設備は15~20年程度で老朽化してくる。そこで構造躯体であるスケルトンを剥き出しにして、専有部分を徹底的に改修し直すことが行われている。
共用部分とのからみで、窓などの開口部は残すこともあるが、サッシの可動部分のみ撤去してカバー工法②によって改修することもある。
躯体のスケルトンに対して、内装や設備など改修対象はインフィルという。
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