軽量鉄骨(LGS)で組まれた天井と、その下地のことを軽天井という。軽天ということが多い。
LGSは(Light Gage Stud もしくは Light Gage Steel )の頭文字を集めたもので、2ミリ程度と肉の薄い鉄板に亜鉛鍍金(めっき)された、C型断面の鉄の棒である。
木製の野縁に替えて、薄い金属をC型断面に加工したものを野縁につかい、天井スラブから吊ったもの。軽天屋とよばれる専門職がいる。
LGSは間仕切り壁の下地としても使われ、軽鉄間仕切りともいわれ、50型(45×50)~100型(45×100)まである。 間仕切り壁の下地として使われるときは、LGSではなくスタッド①と呼ばれることが多い。
LGSは主として鉄筋コンクリート造や鉄骨造のビル建築に使われていたが、最近では木造住宅でも使われることがある。
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コンクリートのスラブから吊られた軽天下地
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