建築用語集       

匠 総合事務所提供

軽量鉄骨
(けいりょうてっこつ)


 厚さが6ミリ未満の鉄骨を軽量鉄骨という。ただし、製品規格の都合で、4.5ミリ以下の鉄骨を使うことが多い。  

 軽量鉄骨は、主に小規模建築の骨組みや、大規模建築の補助材などに利用される。3~4階建てあれば、軽量鉄骨造で建築が可能であり、多くのプレファブ住宅で採用されている。

 軽量鉄骨造は構造的には、木造建築を鉄骨に置きかえたものだから、ラーメン(構造)ではなくピン接合である。そのため、筋違が必要になることが多い。  

 下の写真のように、防錆処理がされた状態で工場生産されるものもあるが、施工時に錆止めを傷つけない処置が必要である。

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