建築用語集       

匠 総合事務所提供

砕石(地業)
(さいせき:じぎょう)


 栗石や岩石などを砕いて、2~5センチ程度にしたものを砕石という。

 砕石は大きな石を破砕し、水洗いした上、大きさを揃えて出荷される。コンクリートの骨材としてつかわれたり、床付け面に敷かれて地盤を固める地業に使われる。

 最近は、コンクリート塊などを破砕したものを、再生砕石として使うこともある。

 地業とは、建築物の基礎を支えることができるように、砂利割栗石を敷いて地面を加工することである。

 砕石地業は、砕石を5センチ程度敷き並べて、ランマー転圧して地盤を強固にする。砕石地業は杭②など他の地盤改良①②③に比べて、比較的地盤が良好な場合に用いられる。

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