建築用語集       

匠 総合事務所提供

壁量
(かべりょう)


 壁量とは、壁倍率×耐力壁の長さ、で算出されたもので、壁の耐力を長さで表したもの。そのため、実際の壁の長さが、1メートルとしても、筋違を入れた壁か、構造用合板を張った壁では、壁量は異なってくる。

 構造耐力的な強度が期待できない間仕切り壁は、壁として存在しても、壁量はゼロである。軒桁方向の力に抗するためには、桁行き方向に平行に配置された壁の壁量だけを、計算の対象にする。

 下の図で、桁行き方向の力は、赤い壁だけが負担する。

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