ケイ酸塩を主成分とする堅い物質で、表面が滑らかでもある。
建築につかう硝子は、平らなものが多く、板ガラスと呼ばれる。また、フロートガラスとか磨きガラスとも呼ばれる。フロートガラスは透明だが、表面をサンドブラストして細かい凹凸をつけ、不透明にしたものを摺りガラスとか曇りガラスという。
片面を凹凸の模様をつけ、反対側を平滑にしたガラスを、型ガラスとか型板ガラスという。また、板ガラスに金網を入れたものを網入りガラスといい、火災時でも飛散しないため、乙種防火戸として延焼の恐れのある場所につかわれる。
割れても粉々になる加工をした強化ガラスや、2枚の板ガラスの間にフィルムを挟んだ合わせガラスなどがある。合わせガラスは割れにくいので、防犯ガラスとも呼ばれている。
2枚のガラスのあいだに、乾燥した空気をつめたペアーガラスは断熱サッシなどに使われる。
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