匠 総合事務所提供
屋内の床の中央にもうける暖房や調理のための設備。
農家や民家などの床を正方形に切り欠いて、灰を敷きつめた上で薪をもやして暖をとった。また、灰の上には五徳をすえ、その上部には自在鉤をつるし、鍋などをかけて調理にも用いた。また、串に刺した食品を、灰に立てて焼いたりもした。
囲炉裏で裸火をつかったので、小屋裏までたっした煙が、屋根材である茅や藁などに虫が住みつくのをふせぐ効果があった。
参考=薪ストーブ、暖炉
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写真はウィキペディアから借用