① 長方形断面の部材の短手方向の寸法のこと。長手方向は背(成)①という。
② 立木のときに太陽に当たったのとは反対になった方。つまり部材の北側に面した方。
木材は太陽のほうに凸に曲がるが、曲がった丸太を角材に製材すると、下の図のような木理になる。このときの木目は湾曲して表れる。
その時の凹側になるほうを腹といい、反対側を背(成)②という。
木材は製材後も、背のほうへと凸になりたがる性質が残っている。丸太のままの場合はもちろん、角材として用材するときにも背を上に、腹を下にして使うのを原則とする。
上に凸状の横架材に荷重をかけると、下へと撓むが加重を外すと、元の状態へと戻る。
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