畳は床(とこ)と呼ばれる芯材と表面の表(おもて)、それに縁(へり)からなる床材。
最近では芯にスタイロ フォームを使った物が多い。かつては4枚の畳が1点に集まるような敷き方は、切腹部屋(下の図の四つ居敷)といって嫌われたが、最近では正方形の畳も見るようになった。
畳表は、備後表がもっとも多く使われる。備後表の新床で、1畳=¥10、000~、畳表の張り替え=¥5、000~。
普段部屋に使われた丈夫で安価な琉球表があったが、今では高価になってしまった。柱面と壁面のあいだに散りの分だけ空くが、畳寄せ(寄せと呼ぶことが多い)という角材を畳と壁の隙間に入れて納める。
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