建築用語集       

匠 総合事務所提供

設計変更
(せっけいへんこう)


 すでに決まっている形や仕様を変更すること。

 建築を作るためには、第一案から実施案の決定まで、変更の連続である。設計者が変更する場合もあるし、建築主が変更する場合もある。問題となるのは、設計変更する時期である。

 より良い建築を造るためなら、設計者は着工後も変更をするし、建築主からの変更依頼にも応じる。しかし、建築確認を取得した後だと、変更の内容によって、軽微変更か計画変更、または確認申請の再取得ととるべき対応が分かれてくる。

 設計変更が可能な場合もあるが、構造設計がからむ設計変更は不可能な場合が多い。また、設計変更が可能であっても、別途時間とお金がかかることが多く、悩ましい問題である。

 設計変更をした時には、議事録を残しておかないと、後日の精算時に揉めるもとになる。

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