建築用語集       

匠 総合事務所提供

吊り環
(つりかん)


 物を吊すための金属製の輪。

 たとえば、社寺のにつむのあいだから突きだした輪で、簡単な屋根修理の 時に足場を固定するために使う。お寺の 屋根は勾配が早いので、屋根足場がないと上れないが、吊り環に簡易な足場をかけて修理ができる。  

 鉄筋コ ンクリート造の屋上階パラペットなどに付けるのは丸環という。 

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