すきま風などが浸入しないように、隙間を可能な限りなくし、気密性能を上げた状態を高気密という。
気密住宅とは、床面積当たり相当間隙面積が5㎝2 以下の住宅をいうが、高気密住宅は2㎝2 以下とすることが多い。現代の住宅は、ふつうに施工しても気密住宅になってしまう。
断熱材を屋根や外壁にしこみ、開口部に断熱サッシを使った状態を、高断熱という。断熱の仕様は、等級2から等級4まである。
高気密高断熱にすると、室内および壁内の通気がなくなってしまうので、空気の汚染や結露の危険性が高くなる。高気密高断熱にした場合には、通気層を設けるだけではなく通風をはかる必要がある。
高気密にすると息苦しい感じがすることがある。
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