FDとはFire Damperの略で、FD付きとは防火ダンパーが付いていること。
火災時に炎が入ってこないように、パイプなどに遮断器が仕込まれているものを、FD付きという。防火ダンパーの形式には、下の写真のようなバタフライ型や上下に動くギロチン型など、何種類かある。
FD付きのパイプは、延焼の恐れがある部分などで、外部に面した小さな開口部に設置する防火設備である。建築の確認申請の図面には<FD付き>と記入する。
下の写真のように、円筒内部の羽が通常は横になって排気の障害とはならないが、火災時には縦になって火炎の浸入を防ぐ。φ100の開口部では防火ダンパーは不要だが、φ150になると必要になる。
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