西洋風の洋風に対して、日本風のデザインを和風という。和風にしつらえた部屋を和室という。
あいまいな言葉だが、建築では和風住宅のように使われ、畳や和紙の使用が鍵である。中国風のデザインは唐風という。
和風には、数寄屋造りと武家屋敷などの流れを汲む書院造りがある。ふつうに和風といったときには、数寄屋を意味することが多い。
しかし最近では、畳を使用しての床座は嫌われており、畳を使わない和風が増えている。結局、和風の和風たるところは、下足を脱いで床に上がって、床にお尻をつけさせるデザインか否かだろうか。
広告
広告