建築用語集       

匠 総合事務所提供

床座
(ゆかざ)


 床の仕上げ材のうえに、お尻をつけて座ること、もしくは座る様式。  

 椅子に座る様式に対して、床に座る様式をいったものである。しかない時代には、床の上に座っていたが、椅子が輸入されて、区別のために床座という言葉が誕生した。  

 フローリングカーペットは本来は椅子を使って暮らす床材だが、我が国ではフローリングやカーペットの上にも、お尻を付けて座る習慣がある。これを床座といっている。  

 床座をするのであれば、天井が低いほうが落ち着くし、目線が低くなるので、窓などの高さをやや低く設計する必要がある。

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写真はa.flat のサイトから借用

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