粘土をこねて型に押し込み、定型に整形したうえで、焼いてつくった建築用の部材。
煉瓦のような定型の部材を積み上げた構造を組積造といい、レンガを組み積みして、数階建ての大規模な建物を造ることができる。窓上にはマグサ②をいれて、開口部を支えることになる。
しかし、耐震性を満たして煉瓦を積むのは手間がかかるので、現在では鉄筋コンクリート造の建物にレンガ風のタイルを貼ることが多い。
JISによる定型品の大きさは、210×100×60である。割付には目地に注意のこと。また、充分に水を吸わせてから積まないと、モルタルの水分を吸ってしまい耐力壁としての強度がでない。
前日から煉瓦を水につけておき、水が滴るくらいが良いが、煉瓦が動きやすく施工性が悪くなる。
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