建築用語集       

匠 総合事務所提供

アドベ
日干しレンガ(ひぼしれんが)


 粘土を形などに詰めて直方体にし、天日にあてて乾燥させた建築資材。日干し煉瓦ともかく。

 煉瓦と言っても高温で焼成していないので、集中豪雨や長雨にさらされると、崩れ始める。しかし、乾燥さえさせてやれば耐久性があり、乾燥地方の建築資材として優れている。

 熱を蓄えるのに時間がかかるので、日乾し煉瓦で作った厚い壁は、昼間は室内を涼しく保つことができる。しかし、夜になって外気温が下がってきても、熱を発散させ続けるので室内は暑くなる。

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写真はサイバー大学から借用

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