レイタンスとは、生コンを打設した後に、セメントの石灰石の微粒子や骨材の微粒分が、コンクリートの上面に上昇して堆積した白色の泥膜層のこと。
レイタンスを残したままコンクリートを打継ぐと、コンクリート同士の付着が悪くなり、ひび割れの原因となることが多い。コールドジョイントになってしまった場合は、レイタンスを完全に除去すべきである。
数階建てのコンクリート構造物の場合、階の打ち継ぎ面のレイタンスは除去しなければならないが、あまり重要視されることは少ないのが現実である。
木構造の住宅建築の基礎では、上にコンクリートが載らないので問題にならない。
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