① 柱や梁などの間にジグザグ状に渡された補強材のことを、ラチスという。上下の部材のあいだをラチスで組んだものを、ラチス梁という。おもに鉄骨造でつかわれ、長いスパンを支柱なしで用いられる。
トラス梁が山形になるのに対して、ラチス梁は平行になるので、長方形断面の梁とおなじように床を支えるのにも使う。平行弦トラスともいう。
近年では木構造の建築にも利用される。ただし、TJ I ジョイストが普及し始めたので、ラチスを組むことが減ってきた。
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② ガーデニングの装飾のための、斜め格子状の板のこともラチスという。
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