建築用語集       

匠 総合事務所提供

痘痕、気泡
(あばた)


① コンクリートが充分にまわらずに、空隙ができた部分。大きなものはジャンカと呼ぶ。小さなものは痘痕とか豆板とも呼ぶ。痘痕面からきた言葉だと思われ、コンクリート打込み時に巻き込んだ空気が型枠面に残って露出したもの。

 コンクリートを打設するとき には、型枠のなかにコンクリートを上から流しこんでいくが、棒で突いたりバイブレーターをかけないと隅々まで入っていかない。また、コンクリートが固練りで流動性が低いと廻りにくい。

 空隙ができてしまうと、その部分をハツッ③て補修する。しかし、コンクリートは一度固まってしまうと、後打ちのコンクリートとは一体化しないので、痘痕ができると欠陥部となってしまう。

 下の写真は、長さが60センチ以上もあり、痘痕と呼ぶには大きすぎる。表面に留まっていないので、ジャンカと呼ぶべきだろう。鉄筋も露出している。長年の雨にさらされて、鉄筋も錆びている。少なくとも補修はすべきである。

———————————————————-

② 生コン打設直後に、強い雨に打たれて凹凸になった状態をいう。

広告

広告