建築用語集       

匠 総合事務所提供

目荒し
(めあらし)


 表面を細かいザラザラ状態にすること。  

 目荒しの多くはコンクリート面についていわれ、モルタルなどとの馴染みを良くするため、表面を細かく傷つけることを目荒らしという。  

 床土間にするコンクリートの表面は、ふつうは打設後1~2時間くらい放置して、表面の水が引いた段階で、木鏝(きごて)金鏝(かなごて)で仕上げる。

 木鏝仕上げはややザラついた状態になり、金鏝はツルツルになる。目荒らしをする場合は、箒や竹のブラシで刷毛引きする。  

 すでに固まってしまったコンクリートには、下の写真のようなウォータージェットによる目荒らしがある。

参考:ハツリ仕上げ-③小叩き

広告

広告