建築用語集       

匠 総合事務所提供


(ふで)


 土地を数える単位。  

 土地は連続しているので、敷地の区画がはっきりしない。そこで、土地を数える単位として、境界標で囲まれた部分を1筆と数えて、法務局に登記した。  

 筆とは登記された土地の区画で、筆には広いものも、狭いものもある。筆と筆の境を筆界といい、所有者の立ち会いに従って登記によって定める。

 筆界は所有権の範囲と重なることが多いが、必ずしも同じではない。所有権の境は私人間の合意で定まるが、登記手続きを経なければ、筆界を変更することは出来ない。  

 下図の土地は、道路以外に5筆の土地に接している。また、AとBに分筆すると、2筆になる。

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