建築用語集       

匠 総合事務所提供

防湿(シート)
(ぼうしつ:しーと)


 湿気を除けることを防湿とよび、湿気をよけるためのシートを防湿シートという。  

 防湿シートは床下土間に敷くことが多く、1ミリ以下のビニール製である。防湿シートの上に、シンダー・コンクリートを打つと良い。

 最近ではベタ基礎が多くなったので、床付け(とこづけ)面に割栗石を敷き、目潰しをいれて転圧したうえに防湿シートを敷くことが多い。下の写真はベタ基礎の下に、防湿シートを敷き込もうとしている。  

 床高が45センチ以上あれば、建築基準法上は防湿処理をしなくても良いが、高価なものではないので、防湿シートを敷いた方がいい。  

 ユニットバスを使わずに、浴室の壁を縁甲板などで仕上げた時にも、壁下に防湿シートを貼ると良い

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