建築用語集       

匠 総合事務所提供

全乾比重
(ぜんかんひじゅう)


 人工乾燥機を使って、木材の細胞壁の中の水分まで抜いた状態の比重を全乾比重という。

 乾燥した木材の重さは、同じ樹種ではほぼ同じ比重(同じ体積の水の重さ比率)になる。

 全乾比重とは、木材がもっとも軽い状態となった状態である。で0.35、で0.4くらいであるが、産地や部材の場所によっても若干違う。

 自然状態に放置して乾燥したときの比重は、気乾比重という。

参考:気乾含水率

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