建築用語集       

匠 総合事務所提供

堰(関)板
(せきいた)


① 土が崩れたり、コンクリートが流れ出たりしないように、堰き止めるために設置する板。型枠を堰板ということもある。

 型枠と同じものだが、型枠はあいだに鉄筋を挟んで丸セーバーなどのセパレーターで緊結されている。それに対して、堰板は流れ出るのを止めるもので、1枚で使われることが多い。

② 型枠のうち、垂直面に使われるものをせき板という。  

 鉄筋コ ンクリート造では梁の断面が大きくなり、底に使う型枠を底板、側面につかう型枠をせき板という。スラブ下につかう型枠は版板(ばんいた)という。

 型枠の残置期間は4週強度をめどにするが、せき板は潰し(の試験)で強度を確認した上で、打設後3日~1週間程度で取り外すことが多い。 

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