建築物や土木構造物を設計するときに、それらの構造物が最低限度の構造耐力を持っていることを保証し、建築を許可する基準を耐震基準という。
その耐震基準が、1981年(昭和56年)6月に大きく改正され、一次設計、二次設計の概念が導入された。この時に改正された耐震基準を新耐震とよび、それ以前の耐震基準と区別している。
旧耐震基準は、新耐震基準の6割りくらいの強度を見ているといわれるが、地震に対する考え方が変わったのである。構造耐力を主にコンクリートよりも鉄筋に頼るようになった。
100年に一度の地震に対しては、建物にある程度の被害がでてもいいが、建物の中もしくは周辺にいる人に、被害がでないようにすることを目標にしている。
詳細は、建築基準法や建築基準法施行令などの法令により定められている。
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