匠 総合事務所提供
瓦棒葺きの立ち上がり部分に、木材の心材を入れない葺き方。
三晃金属が普及させたので、芯なしの葺き方を三晃式と称するようになった。立ち上がりの屋根材に、上からキャップをかぶせて、両者を鉤のように巻き込んで納めている。
棒葺きはもともと雨漏りや強風に強いが、三晃式は照りや起りのある曲面の屋根でも葺ける。下地材によっては、屋根30分耐火構造にすることもできる。
下の図の右側が三晃式で、左は普通の瓦棒葺き。
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