反った状態の反対で、屋根などがなだらかな凸状になっていること。
水平面もしくは屋根のように斜めになった面の中央が、すこし上方へ膨らんでいる状態を起る(むくる)という。建物を正面や側面などから立面として見たときに、屋根面が上方に凸になっているものに対して言う。
上に反っている屋根を起り屋根といい、下の写真のように使われている破風(不)板を起り破風という。
反対に屋根などが凹になっているのは照りもしくは反りという。
壁や擁壁などの垂直面が凸状になっているのは、孕む(はらむ)という。
広告
広告