建築用語集       

匠 総合事務所提供

古色(仕上げ)
(こしょく:しあげ)


 古色とは、部材などが長い年月にわたり日光や風雨にさらされ、色あせて古びた色合いになった様子をいう。

 古びた様子には落ち着いた風情があることもあるので、人工的に古びた様子をだした仕上げにすることがある。こうした仕上げを古色仕上げとか、古色をかけるという。また時代をかけるとも言う。

 火をつかって焦がしたりもするが、多くはワイヤーブラシなどで傷を付け、紅柄柿渋油煙などをもちいて変色させる。下のような古色塗料も市販されている。

広告

古色塗料   

ヤブ原産業株式会社のサイトから

広告