匠 総合事務所提供
木の表面のことを人間の肌になぞらえた言い方。
木は温かいことから、あたかも生き物であるかのように慈しんだ表現である。 鋸挽き、斫り(ハツリ)①仕上げ、名栗、削りと、さまざまな表情を見せる。なかでも最も木肌 を愛でることができるのは、鉋で削って仕上げた面である。
上手く仕上がった削り面は、顔が写るほどにピカピカで、しかも暖かい風合いを持っている。木肌の風合いは実物を見なければ分からない。
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