① 2材間の距離の計り方で、部材の内側から内側までを計ったもの。内々ともいう。
② 柱間の距離から転じて、鴨居のことを内法と称する。また、鴨居や敷居に用いられる材料を、内法材という。内法材は節のない無地物をつかうために、材積で比べると高価である。
内法を入れるには、下の図のようにやや内側に反っている柱を、垂直に広げて入れると、あとで透いたり狂ったりしない。このためには柱の木拾いから決めておかなければならない。しかし、柱を見せない仕上げが多くなったので、こうした配慮は不要になった。
反対語=外法
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